河地修ホームページ Kawaji Osamu
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王朝文学文化研究会


文学文化舎



◆平成28年度 渋谷区「文学・文化教養講座」◆

日時:9月20日(火)~11月22日(火)13:00~15:00

会場:リフレッシュ氷川(集会室)

作品:徒然草を読む

趣旨:日本文学史に輝く最高の随筆文学『徒然草』は、中世から現代まで、多くの読者の心をとらえてきました。中学高校での教科書はもちろんのこと、各界各層の著名人は、その多くの方が『徒然草』に関する読書評やそこから多くを学んだことを述べておられます。


『徒然草』という古典は、なぜ時代を超えて読まれ続けているのでしょうか。それは、この作品が、時と場所を超えて人々の心に直接訴えかける力を持っているからです。日本の古典文学は、現代日本語とはかなりかけ離れた言葉で書かれているため、ともすれば、我々の世界とは異なる文化と思いがちですが、紛うことなく優れた日本の文学であり日本の文化そのものにほかなりません。私たちは、私たち自身を知るという意味においても、この国の優れた古典を知り、次代に確実に伝えていく義務と責任があります。折しも、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本の優れた古典を読み継ぐことで、積極的に文化貢献を果たしてまいりましょう。

鎌倉末の動乱期に成立した『徒然草』は、本作品を王朝貴族文学の系譜として読むことで、その作品としての本質と魅力がよくわかります。鎌倉幕府の弱体化、後醍醐天皇による王政復古の足音を聞きながら、兼好は何を思い、何を書き残したのか。中古語で書かれた『徒然草』は、その完成された古典としての日本語の品格を持っています。参加される皆さんとともに、丹念にこの名文を読み味わいたいと思います。


詳細は、渋谷区/教養の講座