源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

上:『源氏物語』の「胡蝶」巻で、紫の上は、秋好む中宮の「季の御読経」の催事に際して供華を行ったが、その時の使者として遣わされたのが、「迦陵頻」と「胡蝶」を舞う童子たちであった。庭の舞を見る画面奥の秋好む中宮と光源氏、春爛漫の六条院、西南の町である。

源氏物語小屏風絵-胡蝶-
(個人蔵、江戸初期)

下:「龍頭鷁首を、唐のよそひに、ことことしうしつらひて、楫取の棹さす童べ、皆みづら結ひて、唐土だたせて、さる大きなる池のなかにさし出でたれば、まことの見知らぬ国に来たらむここちして」―『源氏物語』「胡蝶」巻より

源氏物語小屏風絵‐胡蝶‐

王朝研ゼミ


【活動概要】

声に出して読む「王朝文学」などのゼミを行っています。平成26年度からは王朝研Twitterで活動を記録しています。


【活動記録】

日付 参加 内容
13~15 H25.11.25,12.2,12.9 13回目~15回目まで(H25.11.25, 12.2, 12.9)を開催し、H25年度のゼミは終了
12 H25.11.18 4名 "声に出して読もう!源氏物語" 貫之の話。参加者は、浦川、酒巻、新入会員、河地
11 H25.11.11 2名 "声に出して読もう!源氏物語" 源氏の話。参加者は、浦川、河地
10 H25.10.28 3名 "声に出して読もう!源氏物語" 末摘花導入247ページ12行。参加者は、大野、酒巻、浦川
9 H25.10.21 6名 "声に出して読もう!源氏物語" 参加者、大野、浦川、酒巻、本橋、山崎他、
8 H25.7.8 7名 "声に出して読もう!源氏物語" 前期最終日は、テキスト246ページ8行目「左衛門の乳母とて、大弐のさしつぎにおぼえたるが女」から、247ページ12行目「姫君の御あたりをむつびて、ここには来るなりけり。」までを読みました。最後の文の直前「ここには時々ぞ通ひける。」の「ここ」、さらに主語をだれと取るのか議論しましたが、答えは出ず、次回までの課題となりました。参加者は、大野、酒巻、山崎、美濃島、浦川、斉藤、河地の7名
7 H25.7.1 6名 "声に出して読もう!源氏物語"「末摘花」巻に入りました。最初梗概をおさえ、巻頭より読み始めました。テキスト246ページ7行目まで読みました。参加者:斉藤、浦川、山崎、酒巻、河地、大野
6 H25.6.24 7名 "声に出して読もう!源氏物語"若紫巻を読了しました。
5 H25.6.17 6名 "声に出して読もう!源氏物語"若紫巻。236ページから239ページ8行目「こよなきもの思ひのまぎらはしなり」まで、読了。
4 H25.6.10 5名 "声に出して読もう!源氏物語"若紫巻。235ページから236ページ7行目「ものもおぼえず起きゐたり」まで、読了。
3 H25.6.3 5名 "声に出して読もう!源氏物語"若紫巻。231ページから235ページ3行目まで。231ページから235ページ3行目「みづからもよろしき衣着かへて乗りぬ」まで、読了。
2 H25.5.27 6名 "声に出して読もう!源氏物語"若紫巻。5/27から読解を始めました。参加者は6名、全員で声を合わせて朗読し、あとは、わたしの解説を中心とした話。参加者の質問、意見も自由に出してもらいながらながら進めました。次回6/3は、テキスト(新潮日本古典集成、源氏物語一)、231ページ「源氏、ひそかに若君を迎え取る」からです。楽しく源氏を読む、ということがモットーです。多くの方の参加をお待ちしています。 河地
1 H25.5.20 3名 ガイダンス他。