部会報告 | |
平成22年5月15日 第19回 土曜部会 | |
【報告】 参加者は、河地、古田、田辺、大川、川畑、酒巻、市川の7名(敬称略)でした 。 先週の復習的な学習となった。『古今集』と「二条后」との関係だが、「二条后高子」を「后」と呼ぶことの特殊性を忘れるべきではなかろう。たとえば、4番歌の「二条の后の春のはじめの御歌」という詞書表記からも、明らかに『古今集』は、「二条后」を天皇に準ずる扱いをしている。これらのことは貫之の独断でできることではなかっただろう。醍醐天皇の意思も想定する必要があるのではないかと思われる。 担当者が、学内の仕事のため、出席が遅れたので、今の季節にちなむ「初夏」の景物「ホトトギス」についての閑話。みなさん、ホトトギスの鳴き声をキイタコトガアリマスカ? 次回は、5.29。総会の前の1時間程度。9~11番歌。会員諸氏の飛込みでの参加をお待ちしています。 河地修 |