部会報告 | |
平成22年7月3日 第24回 土曜部会 | |
【報告】 参加者は、河地、野呂、古田、鈴木(千晶)、田辺、大川、川畑、酒巻、市川(敬称略)の9名でした。 まず、漢字の変換ミスやパソコンの打ちミスをお詫びします。なかなか上達しませんが、現段階の私のレベルの報告でもあります。 23番歌は在原行平の歌ですが、漢詩に優れていた人物であることが「霞の衣」という表現からわかります。「霞の衣」という表現は、唐詩にある「霞衣」からの着想であろうとの指摘が注釈書にありました。 24番歌は、「一入」という言葉に注目しました。調べた結果、この語が衣の染料から来ている表現であることがわかりました。前後に「衣」の歌があるのも、「衣」との縁語関係ととらえることができそうです。「色」も「衣」と密接な関係にある言葉です。 酒巻 晴己 ※資料(アクセスキーを入力してください) 『古今和歌集』23~24番歌(p27~p28) |